連日、多くのお客で賑わう『フランス菓子 16区』の店内には生菓子、焼菓子をはじめ、チョコレート、アイスクリームなどの多彩な商品が揃えられているが、その一画で小粋なパッケージに身を包んで、その魅力をアピールしているのが、6種類のサブレだ。
「現在、アーモンド、バニラ、ショコラ、コーヒー、ココナッツ、抹茶の6種類を出していますが、季節に関係なく、年間を通してコンスタントに出ていますね。
用途としては、ご自宅用とギフト用と半分ずつぐらいではないでしょうか」と三嶋シェフ。
そして、これらの人気のサブレを作るのに活躍しているのが、テックヨロズのクッキー成型機である。
「ウチが使い出してから、もう15年以上になるんですけれど、初めて使った時は《目からウロコ》でしたね。
ともかく、人の手で作るのと比べると、スピードが5倍以上違う。それに、そうした作業性のスゴさだけでなく、質の優れた生地が出来るように感じています。
つまり、このクッキー成型機は、生地のコシが出にくく作れるようになっているんですよ。
ですから、焼き上げると、サックリとした食感で、とても食べやすい。生地にコシがあると、硬くて、食べにくいものになってしまいますからね。
また、作業性も、とても良いのですが、それなりにスタッフの技術は必要で、ちょうど良い硬さのものを、切れ目なく入れ続けなければいけないので、ちょっとしたコツも必要なんです。
でも、同じ人間がやれば大体同じに作ることが出来るクッキー生地でも、そればかりを、いつもやるわけにはいかないのですから、一定の質で、キチンとした生地が出来る、このクッキー成型機は、とても重宝しています。
サブレも以前は4種類だったのが、テックヨロズのクッキー成型機を入れてからは、6種類に増やしたんですよ」
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