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 1990年に激戦区の平塚でオープンした『アンセプス』。代表取締役の岩崎さんは、《地域にそれだけの購買力があるということ》と、敢えて神奈川県でも競争の激しいエリアを選んで独立したという。
 そして《スロースイーツ》をコンセプトに、こだわった素材に、無添加のお菓子を提供して、幅広い支持を得る人気店に成長した。
 2005年には、テナントで入っていた創業地の斜め前の土地が空き、購入して移転・リニューアル。新築した店舗に新しい機器類も導入したが、その一つがテックヨロズのアイスボックスクッキー成型機と冷凍クッキーカッターで、
「私は、《労働》と《技術》は違うと思っています。技術が必要なのは感性の要る仕事で、クッキー生地を丸めてカットするという作業は労働であって、技術ではありません。同じ厚さに切れることは一つの技術かもしれませんが、機械の方が早くて、正確なんです。
 人間が機械と同じことをする必要はありません。機械に任せた方が良いことは任せ、限られた時間を、人間の感性が必要な飾りや色使いなどの鍛錬に当ててほしいのです」と、岩崎さんは導入の理由を語る。
 また、女性スタッフが多いので、労働環境の改善にも役立ったという。
「省力化によって労働時間を短縮できますし、手作業だと、クッキー生地は低温で作らなければいけないので、長時間の作業で体を冷やすことにもなります。女性スタッフの感性を引き出したいと思っているので、その意味でも労働環境を良くすることは大事なんですよ」
 さらに、テックヨロズのクッキー成型機とカッターの、機械としての性能についても岩崎さんは高く評価していて、
「同じ生地でも正確で均一な仕上がりになり、クオリティーが保てます。また、アタッチメントを変えることで、大きさの違うものが出来るなど、一つの機械で様々な種類が出来るのも魅力ですね」
 テックヨロズのクッキー成型機とクッキーカッターは、『アンセプス』の有効な戦力となっているようだ。

◎アイスボックスクッキー成型機TY-IB-2型の他店の導入事例を見る
◎クッキーカッターCUT110型の他店の導入事例を見る
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