HOME > 製品導入事例 > パティスリー シェ・サンタさん

 京都府亀岡市の、JR嵯峨野線の並河駅から歩いて数分のところにある『パティスリーシェ・サンタ』は、1993年のバレンタインデーにオープン。
 地元に愛される店として20年以上の歴史を重ね、2011年のリニューアルを経て、焼菓子やデコレーションを中心に、さらにファンを増やしている。
 オーナー・シェフは、神奈川・葉山の『ラ・マーレ・ド・チャヤ』や東京・国立の『西欧菓子伊藤屋』、芝の『クレッセント』で腕を磨いた松本克也さん。
 昨年、店舗の隣りが空き物件となったのを機に、店舗スペースを広げ、厨房兼ストックスペースを設けたが、その中心となっている機器がテックヨロズのクッキー成型機とクッキーカッターだ。
「ここ数年、焼菓子がよく出るようになって、パティシエの手作業だけでは追いつかない状態になっていたんです。
 それで、新商品のクッキーを出した時に、これまであった焼菓子も強化しようと、クッキー関連の機器を導入。
 経験の浅いスタッフでも使えるので、製造効率が格段に上がりましたね」と松本さんは話す。
 その新商品というのが、地元・亀岡産の米粉を使ったクッキー「田園」で、抹茶、黒豆きな粉、ちょこの3種類。1袋・4個入りのほか、8個入りのパッケージや、その詰め合わせもあり、地元の贈答や市外へのおみやげとして、発売以来、人気上昇中だ。
「以前は、クッキーは手でカットしていましたが、それでは生産する数が限られてしまいますし、やはり技術も必要です。
 でも、クッキーカッターで行なうと安定するので、その分の仕事をパティシエには他のことに生かしてもらっています。
 クッキー成形機も同様で、米粉を使い、手作りの自然な味わいを出しながら、スムーズに量産する流れが出来たので、助かっていますね。どちらもコンパクトで、サッと出して使えるところも便利なんですよ」
 評判のデコレーションをはじめ、生菓子に劣らず、進物用の焼菓子ギフトやラッピング商品もお客に浸透。同店のお菓子が地元のギフトシーンを支えているといえそうだ。

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