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 体育館のような大型の建物に、店舗とセルフ式のカフェ、工場を備えている、大阪府の『フラワー』羽曳の里店。本・支店7店の製造の中心となっている工場では、テックヨロズの機器が様々な工程で、商品の質と量の向上に大きな役割を果たしている。
 単品でもギフトでも人気のあるクッキーの製造には、クッキー成型機が活躍中で、導入から10年以上経ち、社長である植松太施さんの信頼も厚い。
「生地を上から押さえ、スクリューで出てくる時に、その押さえ方がほど良く、繊細さがありますね。
 2本だし、1本出しの、どちらもできるのも便利で、人の手でやると製造スタッフがかかりっきりになる部分を成型機がやってくれますから、この部分は今はパート・スタッフに任せられるんですよ」
 また、バイブロシフターも導入してから10年以上。コンパクトで場所を取らず、故障しないのも、植松さんが気に入っているポイントだ。
「ウチではロールの生地によって、ベーキングパウダーの量が変わりますし、粉をふるう作業は小まめにやらないといけないんです。機械がコンパクトだと、頻繁に作業がしやすいですし、少しずつ丁寧にふるうという習慣にも合っています」
 さらに、導入から15年以上と、キャリアの長いすりこみ機は、ラングトシャをはじめ、薄い生地のすり込み用。薄い生地は、1mm異なるだけでも焼き時間が変わることもあり、正確な作業ができる機械で、重宝しているとか。
 そして、チョコレートのコーティングに使用するエンローバーは、昨今のバレンタイン人気の流れを受けて導入。また、2台並んでフル稼働のミキサーも、コストパフォーマンスの良さが抜きん出ていたことから、迷わず使用することになったそうだ。

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