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 神戸・御影の駅前にある人気店『アンプレシヨン』。ここは現在、台湾に進出し、日本と台湾の2カ国で店舗を展開して、人材育成や洋菓子界の技術向上にも貢献しているベテランパティシエ・坊佳樹さんの日本の拠点だ。
 店内の奥には喫茶席があり、飲み物をオーダーすると、ここでしか味わえないクッキーがサービスされ、お客は、ひととき優雅な気持ちになれる。
 現在、そのクッキーをはじめとしたアイスボックスクッキーの製造に使われているのが、テックヨロズのクッキー成形機とクッキーカッターで、
「どちらも、台湾の話が具体化する前、今から5年ほど前に導入しました。
 商品の売れ行きがグンと上がって、その分、人手不足を実感し始めた頃です。
 これまでパティシエが行なっていた仕事を、ある程度機械に任せて、その操作を別の人がすることで、効率を上げることにしたんですよ。
 クッキー成型機は安全に使えますし、どんな生地にも対応してくれて生地が傷まないので、生地の食感が良くなりますね。
 1日中使うわけではありませんし、厨房は限られたスペースなので、使わない時は別のところに収納しておいて、使う時だけ厨房の中に持って来ます。コンパクトなので、サッと運んで、サッと広げられるんですよ」と坊さん。
 またクッキーカッターは、厨房の作業台にのせて使える小型サイズ。
 必要な時、またスペースが出来た時に、すぐに出して使うことができるので、急に注文が増えた時にも対応できる。さらに、計画的に仕込みができるのもメリット。若いスタッフも使い慣れた様子だ。
「日本と台湾の往復が当たり前になって、多い時は週に一度往復しているような状態ですから、厨房をスタッフに任せる日もありますが、スタッフで協力して、要領よく使いこなしてくれていますね」

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