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 岡山県倉敷市で2店舗を展開する人気店『ピアジェ』。天井が高く、開放感のある空間には、生菓子・約90種類、焼菓子・約100種類、チョコレートなど、豊富な商品が並び、初めて訪れた人にも期待感を与える。
 オーナー・シェフの有信秀和さんは、地元産のものなど、質の良い素材を選び、それを生かす製法について研究し続けるパティシエだが、そんな有信さんが、絶妙のタイミングで出会い、導入したのが、テックヨロズのクッキー成型機とクッキーカッターだ。
「導入したのは、オープンして3年くらいしてから…。ハートタイプのクッキーを作っていたのですが、生地を伸ばして抜くという作業は、作り始めは良いのですが、後の方になると状態が悪くなってくるんです。それで困っていたところ、成型機にハート型の口型があると知り、すぐに使うことにしました。
 最初から最後まで安定した仕上がりになりましたし、ウチで使っている岡山産の粉は中力で、手で作業すると、手間もかかるし、伸びや浮きも安定させるのが難しかったので、成型機がとても役に立ちましたね」
 そして製造体制が整ったところへ、地元企業から展示会のお客に渡す手みやげの注文が入り、有信さんはハート型の焼菓子を製造。それが好評を得て、定期的な大量受注にもつながった。
 さて、機器を導入する際、手で行なうべきか、機械化すべきかという問題や葛藤が少なからずあるのだろうが、有信さんは、パティシエの仕事の中でクッキー成型が一番大変な仕事だと感じ、この部分の機械化を決意したという。
「毎日毎日、時間も体力も必要な仕事で、気力を失うこともある。だから、その部分を機械化し、出来た時間でコンテストの準備やノート整理をしてほしいと思っています。
 機械に任せると覚えられない技術、たとえば絞りの技術などは、機械化しないで手で覚えさせていますが、そういうメリハリを付けながら、ウチでは、みんな早く仕事を終えるようにしているんですよ」
 時間を有効に活用し、なおかつ、お客の要望に応える製造のあり方に、テックヨロズのクッキー成型機とクッキーカッターが一役買っているのだ。

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