JR垂水駅から車で10分ほどの名谷を本拠地に、神戸、大阪で6店舗を展開し、創業から30年以上にわたり、関西で愛されているパティスリー『レーブドゥシェフ』。
昨年末も、クリスマスケーキをはじめ、クリスマスギフト、お歳暮などで驚異的な売上げを記録した同店の厨房では、オーナー・シェフの佐野さんが信頼を寄せる機器の2号機、3号機が、ブランド店にふさわしい製造の量と質を守っている。
たとえば厨房の真ん中にあるミニデポジターMD400型もその一つで、
「これは2号機なのですが、新社屋が出来て、名谷本店をオープンした1996〜1997年より以前の、前の厨房の時から使っていますから、もう20年近く働いてくれているんじゃないかな」と佐野さん。
生地を無駄に触らないため、絞り生地が傷まないところが気に入っているそうで、シュークリームの皮をはじめ、様々な商品に活用している。
「シュークリームはヒット商品であり、定番商品でもありますから、その製造にとても役立っています。
効率良く製造するために導入しましたが、機械化とか大量生産ということよりも、省力化しながら安定したものが作れる、というのが一番の良いところだと思っています。
また、コンパクトで、こんなふうに厨房の中央の機器の間にポンと納まりますし、扱いやすくて、スタッフが誰でも簡単に使えるのもいいですね」
また、作ればすぐに売れるという大人気のクッキーの製造に力を発揮しているのがテックヨロズのアイスボックスクッキー成型機で、『レーブドゥシェフ』では昨年、オールステンレスのコンパクトタイプを導入した。
「これは3号機で、ずっとテックヨロズさんのクッキー成型機を使っています。
20年以上前にラックオーブンを導入して、クッキーの焼成体制を整え、その直後に成型機も導入しましたから、長い付き合いですね。
生地が傷まないし、この最新式は、より衛生的で、本体、コンベアともにコンパクト。作業台の横にサッと出して使えるので、便利なんですよ」
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