神田シェフは、より良い菓子作りには専門性の高い機器類の活用が欠かせないと、常々考えており、
「職人として最低限身に付けておくべき技術はありますが、それを理解した上で敢えて言いたいのは、お客様により良い商品をご提供するということです。
このことをクッキー製造を例に考えてみますと、クッキーを作る際の配合には、打ち粉は入っていません。でも人の手で伸していく場合、多少の打ち粉が加わってきます。そして作業を続けていく中で、余った生地をまとめ、また伸していきますが、ここでは食感に明らかな変化が出るほどの小麦粉が、生地の中に加わってきてしまいます。
余った生地をそのまま捨ててしまうのではなく、再利用しながらも配合を変えることなく良質のクッキーを作り出したいと考えると、僕の場合、テックヨロズのクッキー成型機を使うことが最善の策でした。
このクッキー成型機は、生地にあまり負担をかけずに成型してくれるので、配合を考えた際に狙っていた食感が得られます。僕はクッキーのおいしさには食感が占める割合が高いと考えているので、ポイントの一つとして捉えているんですよ」
クッキー成型機同様、その活用が欠かせないのがクッキーカッターだが、
「クッキーカッターは、商品を安定して均一に製造していくためにはなくてはならない機器です。
これを活用することで、省力化が図れるほか、作業効率が飛躍的にアップしますから、クッキー成型機とセットでの活用が不可欠だと考えています」
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